レザークラフトで副業するためには、作品の作り方や販売方法などを学ぶ必要があります。
この記事では、レザークラフトで副業することのメリットや注意点、そして月3万円稼ぐまでの道のりとコツを紹介します。
レザークラフトに興味がある方や、副業を始めたい方はぜひ参考にしてください。
レザークラフトとは?
レザークラフトとは、革を使って様々な作品を作る手芸のことです。革は経年変化を楽しむことができますし、自分で作ったものは一生物になります。
革は手触りや香りが良く、作る過程も楽しめます。
レザークラフトは工程が多く難易度は高いですがやりがいがあります。
どこから手を付ければいいか、分からない方はこちらの【レザークラフト技法辞典】がオススメです!
レザークラフトで必要なもの
革
レザークラフトの主な材料です。
革には牛革や羊革、豚革など動物の種類や部位によっていろんな種類があります。
また、色や柄、厚さや硬さも異なります。
自分が作りたい作品に合った革を選びましょう。
革はインターネットや専門店で購入できます 。
まず最初は扱いやすい牛革をメイン作るといいでしょう。
サイズはA4から牛一頭までさまざまです。
カッター
革細工というと革包丁をイメージすると思いますが、最初のうちはホームセンターにも売っているオルファのカッターの方が使いやすいです。
切れ味が悪くならないように定期的に刃を交換しましょう 。
中でも刃先がしっかり固定されていて、ブレにくいプロ御用達のカッター【グランツ】がオススメ!
縫い針
縫い針は基本的に細が色んな場面で使いやすいです。一回買えば長く使えます。
菱目打ち
手縫いでは糸を通すために菱目打ちで穴を開けます。この穴がしっかり空いていると糸の並びがキレイになります。
最初は小物にちょうどいい4mmピッチが使いやすいですよ!
糸
革を縫うための材料です。
糸にはナイロン糸やポリエステル糸、麻糸などいろんな種類があります。
自分が縫いたい革の色や質感に合った糸を選びましょう。
ポリエステルボンド糸は強度もあり焼き留めもできるのでオススメです。
金具
革の作品に付けるための部品です。
金具にはホックやナスカン、ファスナー、金属リングなど様々な種類があります。
自分が作りたい作品のデザインや機能に合った金具を選びましょう。
真鍮の金具は経年変化も楽しめます。
レザークラフトの基本的な技法
型紙を作る
革の作品を作る前に、型紙を作ることが重要です。
これがあることで正確に作品を作る事ができます。
型紙は自分で描くこともできますが、インターネットや本で参考にすることもできます。
ダイソーに売ってる厚手の工作用紙はコスパ抜群。
革を切る
革を切るときは、一気に切り抜くことがポイントです。
カッターを途中で止めたり、曲げたりすると、革に傷がついたり、切れ目が不揃いになったりします。
切るときは、カッターマットや定規などを使って安全に正確に切りましょう 。
革に穴をあける
手縫いをするときは、革に穴をあけてから糸を通します。穴は菱目打ちやヨーロッパ目打ちいう道具をハンマーで叩いてあけます。
革を縫う
基本は手縫いは平縫いという手法。2本の針を使って縫います。
金具を付ける
作品に金具を付けることで、デザインや機能性が向上します。(ジャンパーホック、カシメetc…)
レザークラフトの作品例やアイデア
財布
レザークラフトの定番の作品です。技術が上がると二つ折りから長財布まで色んな形のものを作ることができます。身近な人から頼まれることが多くなるでしょう。
バック
レザークラフトの人気の作品。バックは革を大量に使います。難しい技術なだけあって作れると依頼が増えるかもしれません。
キーホルダー
レザークラフトの簡単な作品です。お洒落なキーホルダーはネットショップのcreemaや minneで女性に人気があります。
キーケース
初心者でも型紙が作りやすく、個性も出しやすいのでオススメ!
レザークラフトで月3万円稼ぐまでの道のり〜販売する場所は?
レザークラフトの作品を販売することで、副業として月3万円稼ぐことはけっして難しくありません。
インターネット
ネットでは、自分の作品を写真や説明と共に掲載することができます。メリットは、広い範囲の人に見てもらえることや、自分の好きな時間に販売できることです。具体的にはcreema、minne、メルカリショップなどがあります。
注意点は、手数料や送料などのコストを考慮することや、詐欺やトラブルに注意しましょう。
イベント
イベントでは、自分の作品を直接お客さんに見てもらうことができます。メリットは、お客さんとコミュニケーションが取れることで、反応や感想がすぐにわかることです。意外に人気なカラーがわかるかも。
注意点は、出店料や交通費などのコストや、天候や人出に左右されることです 。
店舗
店舗では、自分の作品を常時展示してもらうことができます。作品を販売する場所には、雑貨店やカフェなどがあります。メリットは、信頼性や知名度が高まることや、店舗側が宣伝や管理をしてくれることです。
注意点は、委託料や納期などの条件を確認することや、競合他社に注意することです 。
知り合いのお店が多い人はオススメです。
作品の価格設定
原価法
原価法とは、作品にかかった材料費や道具費などのコストに利益率を乗じて価格を決める方法です。
メリットは、自分の利益が確保できることです。原価の三倍の値段をつけるのがよく知られてます。
需要法
需要法とは、作品に対するお客さんの需要や希少性に応じて価格を決める方法です。
メリットは、高い利益が得られる可能性があることです。
注意点は、需要が変動することや、お客さんが納得しないことがあることです 。
隙間産業を探しましょう。
競合法
競合法とは、同じような作品を販売している競合他社の価格に合わせて価格を決める方法。
メリットは、市場に適した価格を設定できることです。
注意点は、自分の作品の特徴や付加価値を考慮しないことがあることです 。
コスト削減
材料費や道具費などの固定費を抑える
- 材料をまとめて購入することで、単価を安くする。革は半裁を買うとかなり安くなります。
- 革を保管する場所や方法を工夫することで、劣化や損傷を防ぐ。革は湿気に弱いので除湿機で対策しましょう。
手数料や送料などの変動費を抑える
- 販売方法や場所を選ぶ際に、手数料や送料などのコストを比較する
- お客さんに手数料や送料などのコストを分担してもらうか、価格に上乗せする
- 作品のサイズや重さなどを工夫することで、送料などのコストを減らす。
ハンドプレス機を使う
レザークラフトはきれいに作ろうとすると、その分材料や作り方にこだわりがでてきます。量産の目処がついているのであれば、思い切って時短アイテムのハンドプレス機を導入するのもいいでしょう。
マーケティング
マーケティングとは、お客さんのニーズや嗜好を調査し、自分の作品に合ったターゲット層やセールスポイントを決めることです。
インターネットで調査する
ネットでは、様々なサイトやSNSでお客さんの声や評価を見ることができます。
メリットは、多くの情報を手軽に入手できることです。注意点は、情報の信頼性や有効性に注意することです 。
イベントでを調査する
イベントでは、直接お客さんと話をすることが多くなります。
メリットは、リアルな反応や感想を得られることです。
例えばここをこういうデザインの物があればいいな等具体的な感想を聞けます。
マーケティングを行った後には、自分の作品に合ったターゲット層やセールスポイントを決めましょう。
ターゲット層とは、作品を購入してくれる可能性が高いお客さんのグループのことです。
セールスポイントとは、自分の作品が他の作品と比べて優れている点や魅力的な点のこと。
このポイントをおさえることで、効果的にアピールすることができます。
プロモーション
プロモーションとは、作品をお客さんに知ってもらうために行う宣伝活動のことです。
インターネットでプロモーションする
インターネットでプロモーションする場所には、自分のサイトやブログ、SNSなどがあります。写真映えするInstagramがオススメです。
メリットは、多くの人に見てもらえることや、口コミ効果が期待できることです。
Instagramの機能で有料ですが、投稿した写真に広告を付けて多くの人達にアプローチすることができます。
まとめ
この記事では、レザークラフトで副業することのメリットや注意点、そして月3万円稼ぐまでの道のりとコツを紹介しました。
興味がある方や、始めたい方はぜひ参考にしてください。
作品を売るためには、作り方や販売方法などを学ぶ必要がありますが、それもまた楽しみの一つです。
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