岩手県は有名な渓流釣りスポットとして知られていますが、釣りを楽しむには遊魚券が必要です。
この記事では、岩手県の渓流釣りで必要な「岩手県内共通遊漁承認証」について紹介します。
「岩手県内共通遊漁承認証」は、岩手県内の多くの河川で渓流釣りができる便利な遊漁券です。
料金や有効期間、購入方法やルールなどを詳しく解説します。また、隠れたメリットもお伝えします。
「岩手県内共通遊漁承認証」とは?
「岩手県内共通遊漁承認証」とは、岩手県内水面漁業協同組合連合会が発行する遊漁券です。
遊漁券とは、漁業権者である漁業協同組合から遊漁の承認を受けるための許可証です。
一般的には、河川ごとに遊漁券が必要ですが、「岩手県内共通遊漁承認証」は期間中、多くの河川で渓流釣りができます。
岩手県は渓流釣りのメッカとして知られており、アユやヤマメ、イワナなどの魚たちが豊富に生息しています。
美しい自然に囲まれた清流や渓谷で、心地よい風や水音を感じながら釣りをすることができます。
下にリンク貼っておきます↓
料金と有効期間
「岩手県内共通遊漁承認証」の料金は、以下の表のようになっています。
魚種 | 個人 | 団体・組合 |
あゆを含む全魚種 | 22,400円 | 20,100円 |
雑魚 | 15,700円 | 14,000円 |
岩手県の渓流釣りシーズンは3/1〜9/30までです。
解禁期間以外のやまめ ・ いわなは繁殖保護のため捕獲禁止となります。
「岩手県内共通遊漁承認証」は団体や組合で申し込むと、割引があります。
団体とは、5人以上の人が同時に申し込む場合を指します。お近くの釣具屋で申し込むと団体割引が適用されることが多いです。
通常価格が15700円で、団体割引で申し込むと14000円なので1700円もお得です。必ず割引で購入しましょう!
私は毎年近くの上州屋で申し込んでいます。
お店では1人で買っても割引が適用されるのでありがたいです。
申込後、約2〜3週間程で承認証と腕章が届きます。
もし、釣り解禁の3/1に行くとしたらその前に受付はしておきたいですね!
ルールやマナー
「岩手県内共通遊漁承認証」を受け取ったら、あとは好きな時に好きな場所で釣りを楽しむだけです。
しかし、いくつかの注意点やルールがあります。
例えば、
- 遊漁できる区域や期間は、公式サイトやパンフレットで確認すること
- 遊漁中は、承認証と腕章を携帯し、必要に応じて提示すること
- 遊漁中は、環境保護や安全管理に配慮し、ゴミや道具などは持ち帰ること
- 遊漁中は、他の釣り人や地元の人とのトラブルを避けるために、マナーやエチケットを守ること
川ごとでルールが少し違ったりするので、確認しておきましょう。
隠れたメリットとは?
釣り人同士コミュニケーションが生まれる
遊漁券を持っていると、釣り場で他の釣り人や地元の人たちと気軽に話せます。
初めて行った場所では、駐車場や釣りポイントを教えてくれたり、トラック運転手にコーヒーをおごってもらったりしました。(感動)
また、近年増えている熊の目撃情報も共有したりします。装備も揃えておきましょう。
遊漁券が見えるとこにぶら下げていると、みんな親切な気がする。。
しかし、中には遊漁券を持たないで釣りをする人もいます。
これは違法(密漁)です。券を購入することで、河川の管理や魚の放流などに貢献できます。
日釣券でも1000円程度ですから、一日中釣りが楽しめると考えればお得です。
日釣券は意外にコンビニで買えるので単協遊漁券販売所(2020 年 11 月時点)で調べてみると良いでしょう。
その年の稚魚放流計画がわかる
遊漁券の腕章と一緒に入ってる【内水面遊漁のしおり】にはその年の稚魚の放流計画が記載されています。(2024年度版)
その内容の一部を少し紹介します。
やまめの放流量ランキング
この放流計画によると、やまめの放流量のベストスリーは以下の通りです。
- 下安家川 2000Kg
- 久慈川 1700kg
- 閉伊川 1600kg
いわなの放流量ランキング
一方、いわなの放流量のベストスリーは以下の通りです。
- 閉伊川 800kg
- 久慈川 300kg
- 松川淡水 210kg
その他の川の放流量
【内水面遊漁のしおり】には他にも河川ごとの放流量が載っています。
自分のホーム川を調べてみましょう。鮎やウナギの放流計画も載っているので面白いです。
しおりには書いてませんが、過去に虹鱒も放流しているところもあったので、現地で確認すると新しい発見があるかもしれないですね。
記載されている川は本流なので、その支流や里川で竿を出せば良い釣果が期待できるハズ!!
まとめ
「岩手県内共通遊漁承認証」は、岩手県で渓流釣りを楽しむために必要なツールです。
ぜひ、「岩手県内共通遊漁承認証」を購入して、岩手県で新規開拓してはいかがでしょう?
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