渓流釣りを始めようと思ったときに、まず迷うのが「どんなリールを選べばいいのか?」ということ。
リールは釣果にも直結する重要な道具です。この記事では、初心者向けにスピニングリールの選び方を分かりやすく解説し、2025年時点でおすすめのモデルを9機種紹介します。
これから渓流釣りを始める方、最初の1台に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
目次
結論:迷ったら「軽くてハイギアの2000番台」から選べ!
初心者は2000番クラスのスピニングリールで、ハイギア(HG)の軽量モデルを選べば間違いありません。
特に180g以下のモデルを選べば、疲れにくく、操作性にも優れます。ドラグ性能も確認しつつ、長く使える1台を選びましょう。
スピニングリールが渓流釣りに最適な理由

スピニングリールは構造がシンプルでトラブルが少なく、誰でも扱いやすいのが特徴です。
特に渓流釣りでは、軽量ルアーを投げることが多いため、スピニングリールの方が向いています。
スピニングリールのメリット

- 軽くて操作性が高い
- バックラッシュが起こりにくい(特に初心者にとって大きな利点)
- 遠投性能に優れており、小渓流〜本流まで幅広く対応
- 糸ヨレが少なく、細糸でもトラブルが起きにくい
- メンテナンスが簡単
渓流釣りリールの選び方:3つのポイント
1. リールのサイズ(番手)

渓流釣りに適したサイズは1000番〜2500番。
- 1000〜2000番:小渓流や源流部に最適。軽量かつコンパクトで取り回しが良い。
- 2500番:中規模〜本流域向け。遠投性と巻き上げ力があり、40cm以上のヤマメやニジマス狙いにも◎。
2. ギア比(ハイギア推奨)

ギア比はリールの巻き取りスピードを決定します。
- ノーマルギア(5.0前後):トルクがあり、じっくり巻きたい人向け
- ハイギア(5.8以上):ルアーの回収が速く、テンポ良く攻められる
- エクストラハイギア(6.0以上):スピーディーな釣りをしたい中級者以上に◎
3. 重量(できるだけ軽いモデルを)

長時間のキャストを繰り返す渓流釣りでは、リールの軽さが重要。
- 目安は180g以下:軽いほど疲れにくく、ロッドとのバランスも良好。
- 素材にも注目:CI4+やZAIONなどの軽量高剛性素材が理想
渓流釣りにおすすめのスピニングリール10選【2025年版】
1. シマノ ステラ C2000SHG

- 巻き心地:★★★★★
- 耐久性:★★★★★
- 価格帯:ハイエンド
- 特徴:インフィニティクロス、インフィニティループなど先進技術を多数搭載。滑らかな巻き感と高剛性はプロも納得。
2. ダイワ イグジスト SF2000SS-H

- 巻き心地:★★★★★
- 軽さ:★★★★★
- 特徴:エアドライブローターとマグシールドで極上の操作感。トラウトゲームに最適。
3. シマノ ヴァンキッシュ C2000SHG

- 軽量性:★★★★★
- 感度:★★★★★
- 特徴:マグナムライトローターで超軽量。ルアーの立ち上がりが早く、テンポの良い釣りに◎
4. ダイワ ルビアスエアリティ LT2000S-H
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- バランス:★★★★☆
- 重量:150g台
- 特徴:ZAION製エアローターで軽量かつ高剛性。高コスパな中級者モデル。
5. シマノ カーディフ CI4+ C2000SHG

- 専用設計:★★★★★
- 特徴:トラウト専用リールとしてデザインされ、見た目も落ち着きのある仕上がり。CI4+素材で軽さと剛性を両立。
6. ダイワ プレッソ LT1000S-P

- 精密性:★★★★★
- 特徴:プレッソブランドならではの繊細なドラグ調整。スプーンやミノーを使ったサイトフィッシングに適す。
7. シマノ ストラディック C2000SHG

- 初心者向け:★★★★★
- 特徴:価格と性能のバランスが取れたモデル。中級者へのステップアップにも。
8. ダイワ フリームス LT2000S

- コストパフォーマンス:★★★★★
- 特徴:タフデジギア&マグシールド搭載で長寿命。高耐久な入門機。
9. ダイワ レブロス LT2000S

- 定番度:★★★★★
- 特徴:初心者に圧倒的人気。使いやすく、故障しにくい。
よくある質問(FAQ)
Q:安いリールでも釣れる?
A:もちろん釣れます。ただし安価なモデルは耐久性や巻き心地で劣ることがあるため、年に何度も釣行するなら1万円以上のモデルを選ぶのが無難です。
Q:番手はどうやって決める?
A:釣り場の規模や対象魚に合わせましょう。小渓流なら1000〜2000番、本流や大物狙いなら2500番がおすすめ。
Q:初心者はスピニング?ベイト?
A:初心者は圧倒的にスピニングがおすすめ。トラブルが少なく、軽量ルアーの操作も簡単です。
まとめ:迷ったら「軽くてハイギアの2000番台」

- 渓流釣りのリールは、軽量・高操作性・高感度が命
- 初心者は2000番台×ハイギア(HG)×180g以下が安心の組み合わせ
- 長く使える信頼性重視で選ぶのがコツ
初めてのリール選びは、今後の釣り人生を左右する重要なステップです。
この記事をもとに、あなたに合った最適な1台を見つけて、快適な渓流釣りを楽しんでください!
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